ワイキキ
概要
ワイキキは、ハワイ州を代表する最大のリゾートエリアであり、年間を通して世界中から多くの観光客が訪れます。メインストリートのカラカウア通りには、名立たるリゾートホテルが林立し、ラグジュアリーブランドの路面店やショッピングモール、飲食店などがひしめいています。1日に約2万人が往来するこの通りは、全米でもトップ5に入る賑やかな通りとも言われます。
特徴
クヒオ通り
カラカウア通りと並行して、1本山側を走るクヒオ通りも、近年急速に進化してきました。2016年にリッツカールトンワイキキレジデンスがグランドオープンしたのを皮切りに、近隣には中規模クラスのホテルをスタイリッシュにリノベーションしたお洒落なブティックホテルが続々とオープン。
若者やカップルを中心に注目を集めています。また、ワイキキの憩いの場として長年親しまれてきたインターナショナルマーケットプレイスは、60年ぶりに大規模なリニューアルを実施。
コンテンポラリーなショップが集結する旬なスポットとして生まれ変わりました。
ワイキキビーチ
そして、なんといってもワイキキの一番の魅力は全長3キロにも広がる白砂のビーチと言えるでしょう。中でも最も人気のあるビーチは、伝説のサーファー、デューク・カハナモクの像が立つプリンス・クヒオ・ビーチです。目の前には年中穏やかな波が打ち寄せ、ベテランサーファーからビギナーまで、多くの人が波乗りに興じる姿が見られます。
また、ビーチ横にあるステージでは、夕刻になると海に沈むサンセットを背に、ローカルフラダンサーのショーが始まります。まさにハワイを代表する美しいワンシーンがここにあります。
物件
おおよそ9㎢という小さなワイキキの中には、100棟を超える高層のコンドミニアムが建ち並び、そのほとんどは、コンドミニアムが主流になりだした1970年前後に建築されたものです。開発可能な土地が徐々に限られてくるようになり、さらには、日本のバブル経済が崩壊したことも相まって、建設ラッシュが一時的に落ち着いていた時期もありましたが、2000年以降は、比較的未開発エリアが残るワイキキの西側中心に、再びコンドミニアムが建ち始めました。ラニケア・アット・ワイキキやウォーターマーク、アルーアワイキキなど、しばらくぶりに新築物件が続々と現れると、広いアメニティやフロントサービスなどが整ったラグジュアリー・コンドミニアムとして、ハイエンド層の間で、瞬く間に人気を集めました。
そのうちの一つ、2009年にオープンしたトランプインターナショナルワイキキは、「ホテルコンドミニアム」という言葉が世間一般に浸透するきっかけとなったプロジェクトと言っても過言ではありません。ラグジュアリーなホテル機能と、合理的な運用方法を兼ね備えた新しいコンドミニアムということで、多くの投資家からも注目されています。2016年に1棟目、2018年に2棟目がオープンしたばかりのリッツカールトンワイキキレジデンスも同様、ホテルコンドミニアム形態となっています。
レンタル期間
ピーコイ通りから東側は30日以上からレンタル可能な物件が存在しますが、それ以西は法律で180日未満のレンタルは禁止されています。自己利用も含めた、物件の貸し出しをお考えの方は、レンタル条件にもご留意ください。
施設
ロイヤルハワイアンセンター
ワイキキの中心地を3ブロックにわたって連なるワイキキ最大の4階建てショッピングモール。店舗数は全部で150を超えます。敷地内では様々なイベントが随時開催されており、フラやウクレレ、レイメイキングなどハワイアンカルチャーが無料で学べるプログラムは特に人気です。レストランは、日本でも有名なNY発ウルフギャングステーキハウスや、老舗和食レストラン燦鳥(サントリー)、ミシュラン星付きのリーズナブルな飲茶ティムホーワンなど、バラエティに富んだラインナップ。カジュアルなお食事に便利なフードコートには、10店舗以上のお店が並び、全店テイクアウトも可能です。その他、ハワイ限定のお店やお土産店も多数出展しています。
インターナショナルマーケットプレイス
開業以降、60年ぶりの大規模リニューアルが行われ、2016年にグランドオープンした新しいショッピングモール。カラカウア通りとクヒオ通りを縦断するように作られた広大な敷地内には、ニューヨーク・マンハッタンに本店を構える高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」をはじめ、その他数多くのハイセンスなショップが立ち並びます。中庭のスペースでは、フラショーやヨガ教室など、様々なイベントが毎日開催されています。そして、3階のレストランフロアには、数々の受賞経歴を持つカリスマシェフ、マイケル・ミーナ氏が手掛ける「ストリップステーキハウス」や、ローカル人気シェフ、ロイ・ヤマグチがプロデュースするカウアイ島発の「イーティング・ハウス1849」など、話題のレストランが集結しています。
ワイキキショッピングプラザ
地下1階から地上5階建てのビルには、ユニークなお土産ショップやレストランだけでなく、郵便局や旅行会社・航空会社のラウンジなども入る複合商業施設となっています。地下1階部分は「ワイキキ横丁」と呼ばれる、日本食の名店が揃う飲食街となっており、ラーメンや天ぷら、鉄板焼きの他、デザートも楽しめます。また、屋上のメキシカンレストラン「ブホ コシーナ イ カンティーナ」は、開放感溢れるルーフトップバーとなっており、ライブミュージックとお酒が楽しめるナイトポットとしてロコの間でも人気があります。その他、日本未上陸のコスメが揃うセフォラやローカルコスメショップ、ヴィクシーの愛称で親しまれているヴィクトリアズ・シークレットなど、人気店も多く出展しています。
Tギャラリア ハワイ by DFS
通称DFSと呼ばれるハワイ唯一の大型免税店。世界中のラグジュアリーブランドや化粧品はもちろんのこと、ハワイ限定商品も多く取り扱っており、一度は立ち寄りたいショッピング施設の一つです。ワイキキの中心部にあり、夜は23時までオープンしているので、ディナー後の時間でも気軽にショッピングが楽しめます。島の主要スポットを巡る「ワイキキトロリー」の発着場になっているほか、多くのアクティビティツアーの待ち合わせ場所にも使われる目印的なスポットでもあります。
ワイキキビーチウォーク
カラカウア通りと交差するルワーズ通りの海側の道沿いに、50店舗を超えるショップやレストランが連なっています。ヤシの木が揺れる芝生のエリアでは、ライブミュージックやフラのパフォーマンス、早朝のヨガクラスなども行われています。毎週木曜日は「マーケット・オン・ザ・プラザ」というファーマーズマーケットも開催されています。規模は小さいですが、こだわりのハワイ産フルーツやスムージー、軽食などもあり、ふらっと立ち寄れるワイキキのファーマーズマーケットとして人気があります。テレビ番組で紹介されたこともあり、一躍有名になったルースズ・クリスステーキハウスのワイキキ店もこのモール内にあります。
ホノルル動物園
ワイキキの東側、ダイヤモンドヘッド側にあるホノルル動物園は、ワイキキのホテルから歩いて行ける便利な立地にあり、昔から根強い人気が続く観光スポットの一つです。42エーカーの敷地の中には、1230頭を超える動物たちがおり、「ケイキ・ズー」という動物と触れ合えるエリアは特にお子様から大人気。園内には滑り台などの遊具が充実したアスレチックスペースや、ピクニックテーブルが各所に設けられており、家族でゆったりと1日中過ごすことができます。毎週金曜・土曜の夜には、トワイライト・ツアーで閉館後の動物たちが見られる特別なプログラムも行われています。
フォート・デ・ルシー公園
ワイキキの西側に位置し、カラカウア通りからビーチまで続く広大な公園です。米軍が保有する土地で、公園内にはアメリカ陸軍博物館やテニスコートもあります。遊歩道がきれいに整備されており、早朝や夕方にはゆっくりと散歩を楽しむ人やジョギングする人もちらほら見かけます。芝生のエリアには、自由に使用できるバーベキューグリルやベンチなどが充実しており、普段は比較的人が少ない落ち着いた雰囲気の公園ですが、週末にはローカルの人たちも訪れ、賑わいをみせます。