DIAMOND HEAD

ダイヤモンド・ヘッド

概要

ハワイの象徴とされるダイヤモンドヘッドの麓、自然が身近に感じられるゴールドコーストには、一度訪れた人は誰もが魅了される永遠の美しさがあります。「ゴールドコースト」という地名は、実は正式には存在しておらず、カピオラニ公園の海側のエリアが、通称でゴールドコーストと呼ばれています。ワイキキを走るカラカウア通りを、ダイヤモンドヘッド方面へ徒歩で20分ほど。カピオラニ公園を超えたあたりから、雰囲気はがらりと変わり、繁華街から目と鼻の先の距離にあるにも関わらず、全く別の土地に足を踏み入れたような、閑静な住宅地が広がっています。

特徴

カピオラニ公園

カピオラニ公園

隣接するカピオラニ公園は、1.2㎢もの広さを誇り、ハワイで最も広く、そして古くから愛され続けている歴史ある公園の一つとされています。公園内には、テニスコートやサッカー場などのスポーツ施設をはじめ、バーベキュー設備、野外ステージなど様々な施設が充実しており、大規模なイベント会場としても使用されます。
イベントが行われるときは多くの人で賑わいますが、普段は広大な敷地を有するお陰で混雑を感じることはありません。大きなバニアンツリーやモンキーポットが点在しており、木陰ではピクニックを楽しんだり、読書したり、ゆったりとしたハワイ時間を感じながら過ごすことができます。

ミッシェルズ

ミッシェルズ

このエリアを代表するコンドミニアムの一つ、コロニーサーフの1階には老舗フレンチレストラン「ミシェルズ」があります。1962年の創業以降、数々の名誉あるアウォードを受賞してきました。オープンエアーの店内には心地よい風が吹き抜け、波音がすぐそばに聞こえる、まさにオンザビーチのレストラン。オアフナンバーワンのロマンチックなロケーションと言っても過言ではありません。
また、並びにはザ・ニューオータニ・カイマナビーチ・ホテル含め、数カ所のホテルはあるものの、その他賑やかな商業施設がなく、静かで過ごしやすい住環境が整っています。活気あふれる街の喧噪から離れ、ゆっくりとハワイらしい雰囲気を味わえる特別な場所です。

コンドミニアム

ダイヤモンド・ヘッドマップ

ゴールドコーストにあるコンドミニアムの多くは、戦後間もない1950年代から1960年代にかけて建てられました。ホノルルの経済成長とともに人口が増加し、高層コンドミニアムが注目され始めた、まさに初期のころです。ハワイに訪れる観光客数が激的に増え、ワイキキの本格的なリゾート開発が進み出したのも同時期ではありますが、コンドミニアムの建設はワイキキよりもゴールドコーストのほうが一足早くスタートしました。そのため、コンドミニアムの築年数は5、60年を超えるものばかりですが、多くの部屋は定期的にリノベーションを重ねながら、綺麗な状態に保たれています。そして今でもなお人気が衰えず、年々販売価格が上昇しているのは、やはり文字通りオーシャンフロント物件であるという点に尽きます。建築法の改定により、セットバック制度が制定されて以降は海際の建設が禁止されているため、現行法ではこの立地に新規物件が建てられることができません。このような、貴重で価値ある立地に建てられたコンドミニアムは数も限られており、オアフ島ではゴールドコーストに集中しています。窓を開けると打ち寄せる波音がすぐそばに聞こえ、冬にはクジラが行きかう姿を肉眼で見ることができます。また山側には、ハワイの象徴でもあるダイヤモンドヘッドが堂々と目の前にそびえ立ちます。この夢のような生活が、ゴールドコーストの物件では実現することができます。

またこのエリアの特徴として、ハワイの住宅形態としては耳にすることが少ない「コープ物件」と呼ばれる建物が多く存在します。建物全体をひとつの組合・団体が所有している物件のことで、オーナーはその所有権を購入するようなイメージとなります。そのため、購入の際に所有組合・団体側からの面談もあり、一般的なコンドミニアムよりも購入のフローが複雑化しています。その分、その他の地域に比べて比較的日本人オーナーが少なく、プライバシーを重視する日本の芸能関係者や著名人から好まれるエリアでもあります。

レンタル期間

短期バケーションレンタル可能な物件はなく、最低宿泊日数が30日以上とされるエリアではありますが、コンドミニアムのハウスルールにより、それぞれ異なる条件となる場合が多いため、事前にご確認ください。

施設

カピオラニパーク

カピオラニパーク

ダイヤモンドヘッドの麓、ワイキキの東側から1.2㎢にわたって広がる広大な公園です。クイーンカピオラニリージョナルパークというのが正式名称であり、カラカウア王がこの公園を寄贈した際に、王妃の名前に由来して名付けたと言われます。1877年から続くハワイ最古の公園と言われ、面積もハワイ最大です。バーベキュースペースやテニスコートなどの施設も充実しており、様々な大型イベントが行われることも多い公園ですが、普段は静かで混雑を感じることはほとんどありません。どこまでも広がる芝生の上で、ピクニックをしたり、読書やヨガを楽しんだり、のんびり気ままに自分の時間を過ごすことができます。

ホノルル水族館

ホノルル水族館

1902年に設立された全米でも2番目に古い、歴史ある水族館です。ワイキキからもほど近く、観光客の間でも定番の人気観光スポットになっており、来場者は年間30万人を超えます。建物の規模はそれほど大きくはないものの、館内ではハワイの固有種ハワイアンモンクアザラシやカラフルな熱帯魚やサンゴなど、ハワイでしか見ることができない490種類もの貴重な海洋生物が飼育されています。また、ハワイ大学の機関の一つとして指定されており、教育プログラムにも力をいれています。

ザ・ニューオータニ・カイマナビーチ・ホテル

ザ・ニューオータニ・カイマナビーチ・ホテル

ゴールドコーストのエリアでは数少ないホテルの一つであり、1963年創業の歴史あるホテル。1階の海側、ビーチフロントには、レストラン「ハウツリー・ラナイ」があり、看板メニューのエッグベネディクトは大人気。朝食・ランチタイムは特に混雑し、連日行列をなします。幸せを呼ぶと言われる樹齢200年を超えるハウツリーの下、目の前に広がる海を見ながら絶好のロケーションでお食事が楽しめます。また、近年ホテル全体を1500万ドルをかけた大規模なリノベーションを行い、今年2019年夏にリニューアルオープンしました。上品でモダンな雰囲気に生まれ変わったお部屋からは、創業当時から変わらぬ美しい海、サンセットを眺めることができます。

カイマナビーチ

カイマナビーチ

ザ・ニューオータニ・カイマナビーチ・ホテルの前に広がる砂浜のビーチは、普段は観光客の姿もまばらで、落ち着いた雰囲気があります。水の透明度も高く、シュノーケリングにも最適です。砂浜には時折ハワイ固有のアザラシ、ハワイアンモンクシールの姿も。また、ロコ御用達のバーベキュー場所といえば、カイマナビーチと言われるほど週末は大人気のスポットで、多くの友人グループやファミリーで混みあいます。沖合には有名サーフスポットがあり、ワイキキ・ラフ・ウォーター・スイムの開始地点にもなっています。

ワイキキシェル

ワイキキシェル

正式名称トム・モファット・ワイキキ・シェルは、カピオラニ公園内にある大規模な野外コンサート会場で、1956年に建てられました。ベンチシートが2400席あり、芝生エリアを含めると6000人ほど収容可能です。アメリカ国内だけでなく、過去には日本からもケツメイシやラルクアンシエルなど、著名アーティストによるコンサートが行われてきました。気持ちの良い開放的な空間で、ハワイの風を感じながら音楽を楽しむことができます。