2026年1月 ホノルル不動産マーケットレポート
公開日:2026.02.09 更新日:2026.02.09
🌊 2026年1月 オアフ島(ハワイ・ホノルル)不動産マーケットレポート
2026年の幕開けは、一戸建て住宅の販売が安定する一方で、コンドミニアム市場では在庫が増加し、買い手の選択肢が広がる形でスタートしました。
🏡 販売実績と中央販売価格
一戸建て住宅の販売件数は前年とほぼ同水準を維持しましたが、コンドミニアムは微減となりました。
| 物件種別 | 1月の販売件数 | 前年同月比 | 中央販売価格 | 前年同月比 |
|---|---|---|---|---|
| 一戸建て住宅 | 194件 | -1.0% | $1,122,500 | +0.2% |
| コンドミニアム | 297件 | -4.8% | $529,000 | -1.9% |
- 一戸建て住宅: 販売件数は194件と安定しており、中央価格はわずかに上昇して$1,122,500となりました。
- コンドミニアム: 販売件数は297件に減少し、中央価格も前年より1.9%下落して$529,000となりました。
⏳ 市場の取引ペース(市場滞在日数)
物件が市場に出てから成約に至るまでの期間は以下の通りです。
- 一戸建て住宅: 中央市場滞在日数は27日で、昨年の25日からほぼ横ばいです。
- コンドミニアム: 中央市場滞在日数は47日となり、昨年の39日から長期化しています。
💰 価格交渉の動向
一戸建て市場では買い手間の競争が強まっている一方で、コンドミニアム市場は落ち着いています。
- 一戸建て住宅: 全販売物件の約31%が当初の希望売却価格を上回る価格で成約しました(前年同月の23%から上昇)。
- コンドミニアム: 希望売却価格を上回って成約したのはわずか7%で(前年同月の10%から低下)、ほとんどの物件が希望価格以下で成約しています。
📈 リスティングと在庫の状況
年初の契約署名数(Pending Sales)は両市場とも前年を上回り、ポジティブな動きを見せています。
| カテゴリ | 一戸建て住宅(前年同月比) | コンドミニアム(前年同月比) |
|---|---|---|
| 新規リスティング | 343件 (+2.1%) | 696件 (-5.8%) |
| アクティブ在庫 | 674件 (-8.2%) | 2,210件 (+5.8%) |
| 契約成立(Pending Sales) | 239件 (+14.4%) | 375件 (+5.0%) |
- 在庫の対比: 一戸建ての在庫が前年比8.2%減少して買い手の選択肢が絞られる一方で、コンドミニアムの在庫は5.8%増加し、2,210件に達しています。
- 注目価格帯: コンドミニアムでは$300,000~$399,999の価格帯で新規リスティングが前年比16.8%増加し、最大のシェアを占めています。
💡 市場動向から読み解くアドバイス
売主様へのアドバイス
- 一戸建て: $800,000~$1,399,999の価格帯は販売の約60%を占める非常に活発な市場です。この価格帯は希望価格以上で成約する割合も高いため、適切な価格設定を行うことで有利な売却が期待できます。
- コンドミニアム: 在庫が増加し、売却期間も47日と長期化傾向にあります。競合との差別化や、柔軟な価格交渉への準備が成約の鍵となります。
買主様へのアドバイス
- 一戸建て: 在庫が前年より減少しており、約3割の物件が希望価格超えで取引されるなど競争が激しいため、好条件の物件に対しては迅速な判断が求められます。
- コンドミニアム: 在庫が2,210件と豊富で、価格も微減傾向にあります。$500,000以下の価格帯だけでも1,000件以上のアクティブなリスティングがあるため、じっくりと比較検討し交渉を行う好機です。
総括
2026年1月のオアフ島市場は、一戸建て住宅における強い需要と、供給にゆとりが出てきたコンドミニアム市場という対照的な動きで幕を開けました。両市場とも契約署名数(Pending Sales)が増加しており、今後の取引も活発に推移することが予想されます。
※このレポートは、ホノルル不動産協会(Honolulu Board of REALTORS®)が発表した2026年1月の統計データに基づいています。